ガンダムOO
□cherish
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ロックオンは一気にコーヒーを飲み干すと、荷物を抱えて立ち上がった。 数枚の硬貨をアレルヤに手渡す。
「話聞いてくれてありがとな」
「…どうするの?」
「…やっぱ、本人に聞いてみる 考えてても仕方ないしな」
手を振って店を後にするロックオンを見送ってから、アレルヤは隣に座る恋人に問いた。
「ティエリア どう思う?」
「…」
カップに注がれた紅茶を見つめながら、ティエリアがゆっくりと口を開く。
「…お前と同じ考えだよ」
それを聞いて、アレルヤは嬉しそうに笑った。
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