ガンダムOO

□cherish
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「俺、何か嫌われる事したかなー?」


とあるカフェの一席で、ロックオンが溜め息をつく。 その向かい側には、仏頂面のティエリアと どこか穏やかに微笑むアレルヤ。


「そんな事俺が知る筈ないだろう」


紅茶を一口飲み、吐き棄てるようにティエリアは言う。 決して機嫌は良くないらしい。

それもその筈だ。 アレルヤとティエリアが買い物をしているのを見つけたロックオンが、半ば強引に二人を捕まえたのだから。


「…やっぱデートの邪魔した事怒ってるのか? ティエリア」

「なっ誰が!?」


目一杯に反論するものの、頬を紅くしながら言われても説得力に欠ける。
アレルヤがやんわりと微笑みかけ、どこか納得いかないような表情のまま、ティエリアは押し黙った。


「刹那も一人になりたい時位、有るんじゃないのかな」


アレルヤが穏やかな口調で意見を述べる。

確かにそれは一理ある。 元々刹那は一人で行動する事が多かったし、一人の方が落ち着くというのもあるのかも知れない。


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