REBORN!
□Mailing。
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それは 鬱陶しい雨の日の出来事だった。
----Mailing
「ん… メール?」
獄寺が ベットに寝ころびながら携帯をいじっていると、一通のメールが届いた。 その送り主の欄には"山本 武"と表記されている。
一瞬 訝しげな表情を浮かべた獄寺だったが。
--別にアイツはどうでも良いけど… そ、そう! 十代目に関するコトかもしれないし! それだけだ それだけ!
…なんて沸々と考えながら、直ぐさま送られたメールを開いた。
なんというか、ツナを建て前に使ってしまっている獄寺だが 本人にそのつもりはない。
実際 山本がツナに関連するメールを送ってくるコトはしばしばあったし、今回も多分それだ。 そしてそういったモノは いわゆる連絡網的なモノなので、返信したコトは一度もなかった。
だが。
"P.S・今日も愛してるぜー 獄寺v"
…なんて文がオマケについていた訳で、
「っの馬鹿…!」
耳まで真っ赤にした獄寺は、反射的に "余計な事付け足すな!" と山本に返信する結果となった。
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