BOOK

□君がいれば
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『ジュノヤ、バナナ食べよー』

「…やだよ」

『えーなんでー?特別に3本あげるからー』

「バナナばっか飽きるだろ…」

『飽きない!おいしいよー。
一緒に食べよー』

体を揺らしながら
しつこく誘っていると
ジュノが小さなため息をつき

「俺、作曲するから邪魔しないでね!」

と言い、俺を振り払って部屋に戻ってしまった


『…やっぱり嫌われてるのかなぁ…』

1人、残された俺は床に寝っ転がった

どうやってジュノの機嫌を直そうか…
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