銀の匙
□二日目
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冬休みも終わって月曜日、1時間目は畜産の授業だ
『(一応冬休みには勉強しといだけど......ちゃんと身になってるかが不安だだなぁ……
私は農業以外勉強は苦手だからなぁ............)』
八「畜産担当の八千代です。1年のうちは、まず家畜の基本を教えていきます」
禿げてメガネをかけている先生、八千代先生が言った。
乳牛寄りの授業になるけどよろしくな、といた八千代先生が冬休みの初めにもらった教科書は使い物にならないと別に用意した教科書を配った
なぜか八軒はとても悔しそうにしていた
まぁ北海道だからしょうがない
そんなわけで2、3、4、5時間目と終えた美加たちは次の授業の6時間目に備えて数学を用意していた
常「八軒!おまえ頭いいんだべ!?数学教えてくれ!!」
八軒の席の前で言った常盤。実家は鶏農家だった気がする
八軒の周りに集まってくる男子の声を聞いていると5段階評価で3とか2とか。
美加は基本ぼーっとしていたり忘れ物が多かったが
テストの点数はよかったのでオール4であった
『(今日もいい天気だなぁ〜)』
今日も窓に外を見ている美加は能天気なことを考えてるのであった。
「(今日も癒されるなぁ〜)」
そんな様子をもちろん男子は癒されるのであった。