鋼の錬金術師

□出会い
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ベットで眠る少女は自然とゆっくり目を覚まし何度か瞬きをして回りを見てみる。


ピッピッと規則的な機械音とツンと香る薬品の匂い、更には右腕へと繋がるチューブ。


ポタリとパックに入った薬品から雫が落ちる。



そして、左腕を見てみると・・・・・・・・・







『・・ぁ・・・・あ、あああいやぁぁぁ!!』






思い出したように泣き叫び混乱状態に陥った。






それが病院外に聞こえており軍服をきた男と女と金髪の少年と鎧のようなものを着ている人たちが駆けつけ見てみると頭を抱え泣き叫ぶリリィの姿だった










『ぁぁああああわたしのせいだあああぁらいもおとうさんもみんなああぁぁ』






軍服を着た男が少女に近づくと暴れる少女を抱きしめ



「大丈夫だ、君のせいではない大丈夫、大丈夫だ」





とリリィの背中を一定のリズムでたたくと



『ぁぁ・・・・・・すうぅ・・・・』





男の胸の中で眠りに落ちた
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