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□【白ひげ】成り代わり
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【転生した先は】
よ、よお!
俺は【エドワード・ニューゲート】、通称【白ひげ】だ。
俺は1600人以上いる家族のオヤジだ。世の中では四皇とも呼ばれ、皆に恐れられている。
―――と、これが表向きの俺の自己紹介だ。
で、実際に俺自身はただ単に身体だけが大きい平凡な人間だと思っている。
実は、俺は異世界の【地球】と呼ばれている星…その中で【日本】という小さな島国で生きていた平凡な大和民族の日本男子だったのだ。(成人した)
あれは確か病気だった。
仕事をしていて、いきなり倒れたんだ。病院で検査したら心臓病だった。若いから進行が早くて、助かる見込みがないとかなんとか…
チキンだった俺はかなり落ち込んだし、死ぬことにビビったさ。家族と友人に「最期くらい笑え」って言われて、遊びまくって満足して死んだ。
死んだのに、次に目を覚ましたら知らない女性がいてさ「あなたは私の子よ。名前はニューゲート…エドワード・ニューゲードよ」なんて言われて「はぁ!?」って思った。