魔法少女リリカルなのは〜運命が紡ぐ神話〜

□第一章:無印編
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第二話:転生


「ん〜?ここは……?」
俺はあの神?に落とされて「リリなの」の世界に来た。
「グっ…ワァぁぁぁぁぁぁ…」
急にとてつもない頭痛見まわれた。
それと同時に初代神星が今まで経験してきた数千京年を超える記憶が流れ込んできた。
「ガっ……はぁ、はぁ……」
ようやく終わった……なんていう人生……もとい。神生だ……
常人なら発狂して狂うぞ。
「ふぅ。それじゃ、早速今の自分の状態を確認しよう」
そう思いナゼか持っていたリュックを見てみると、手紙が付いてた。
「なになに……」

あなたの能力とかいろいろ書いときますですです♪
・アイテムは思い浮かべれば出るっぽいのだ♪
・アカシックレコードは頭でイメージすればいいかも?
・魔法とかはノリで!
・原作破壊OK!

とのことだった。
……使えねえ。

「まったく……ん?」
ふと見てみると蒼くて菱形の宝石があった。
「……ジュエルシードだよな」
持っとくか……
「あとは……」
再びリュックを捜索。
「通帳(残金6000兆円ほど)・デバイス・俺のこの世界での戸籍・家の鍵か……」
なんというか、至れり尽くせりだな。
っつうか世界経済傾くし。
「じゃ、デバイスを設定するか」
〈Hello.My master.〉
「まず日本語に設定してくれ」
〈了解。言語を日本語に設定しました。
 マスターの名前をどうぞ〉
「リュウヤ。リュウヤ・神星・アルカディア」
〈マスターを、リュウヤ・神星・アルカディアと認証。次にデバイスの名前をどうぞ〉
「地獄。地獄を示す『インフェルノ』だ」
〈デバイス名、インフェルノに設定しました。最適化をはじめます〉
「よし」
ん?魔力気配?
「危ないな」
さっきまで俺がいたところに何か金色の魔力が飛んできた。
「誰だ?」
まぁフェイトだろうけど。
「名乗る必要はありません。ジュエルシードを渡してください」
「なぜ?」
「それもあなたに言う必要はありません」
オイオイ、勝手すぎるだろ。
「まったく。なんて勝手な……そうそう。そこの犬は動かない方がいいよ」
「!」
明らかに動揺したな。
「気配がまるわかりだ」
警戒してるな(笑)
「そんで、お前は誰だ?」
「……」
「5秒以内な。5……」
「え?」
「4……3……」
「ちょっ!」
「2……」
「フェイトです!」
「ふ〜ん。フェイトってんだ」
いい感じに引っ掛かったな。
ほら、「あっ!」て感じだし。
「フェイト!何で名のってんだよ!」
アルフ登場。
「アルフ、ごめんなさい……
 いきなりカウントダウンするもんだから焦っちゃって……」
何かここまで行くと罪悪感が出てくるな。
「で、ソッチの犬がアルフっと」
「「あっ!」」
フェイト二回目だな。アルフも似たような顔したし。
「んで?ちゃんと自己紹介してくれるか?」
「……フェイト・テスタロッサ。9歳。そっちは使い魔のアルフ」
「ふ〜ん。俺はリュウヤ・アルカディア。同じく9歳だ」
「「えっ!?」」
ビックリしている。……そりゃそうか。
〈マスター。どうしますか?〉
「そうだな〜。戦う必要も無いし、帰るか」
〈因みにあの紙(誤字にあらず)によれば家に魔法具をいろいろ送っといてくれたようです〉
「ふ〜ん」
「あの……」
考えていると、フェイトが話しかけてきた。
「どうした?」
と言いフェイトの頭を撫でる。
なんか撫でやすい。
「あう……///」
ん?なんか顔が赤い。風邪かな?
〈マスター……〉
なんかインフェルノに呆れられてる。
「そ、それで!ジュエルシードを渡してください!!」
「だが断る。去らばだ」
〈まさか出会って直ぐにフラグを建てるなんて……流石マスター〉
「何がだ?」
〈お気になさらず〉
「んじゃ、ばいなら♪」
「あっ!まって!」
フェイトが言うことはスルーして家に転移した。
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