魔法少女リリカルなのは〜運命が紡ぐ神話〜

□第一章:無印編
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第一話:プロローグ


「……知らない天井だ」
「そんな自暴自棄にならずに、現実を認めましょうよ」
何か聞こえた。
「誰?」
「はい。見ての通り神です」
「紙ね……で、その紙がなんのようですか?」
「字が違います!あなたを呼んだ訳は――」
「訳は?」
「――殺しちゃったからです☆
( ̄∀ ̄)」
「は?」
なにを言ってんの?コイツ。
「もう一度チャンスをやろう」

バキッ!!

「ニャ!?すいません!すいません!ちゃんと説明します!!」
とりあえずこの紙(誤字にあらず)をボッコボコにした俺は悪くないはずだ。

閑話休題

「あうう〜酷いですよ〜」
「酷いもんか。お前らが俺を殺したならその方が酷いだろ。
っていうか、何で俺はちっこくなってんだ!?」
「仕様です」
「……」
「えっ、えっと、あなたには俗に言うチートを差し上げますです」
「何かキャラ変わってるぞ。
……って、チート!?マジで!?ヤッハー!」
チート転生って憧れるよね!
「……」
「こほん!まず、行く世界を教えてくれ」
「転生先は『魔法少女リリカルなのは』の世界です」
「なんで魔王がいる世界なんだよ……」
「諸事情です」
「は?何だそれ?」
「あなたの力のせいです」
「力?」
「あなたのは三神である『神星』の血を引いているので、あなたは三神になってもらうです」
「……?よくわからんし、かみ合ってないように思えるんだが……」
「三神とは、世界を創った三人の神様です」
(」゜□゜)」スル〜!?
「そしてあなたにはとりあえず生きてくれないといけないので、万物の才能をプレゼント!」
「万物の才能?」
「万物の才能とは、剣術や槍術、魔法など、どんなことでもなんとなく出来て最終的にはその道を極めちゃうwww。的なものですです」
「ふ〜ん。で、話は戻すが、何で神が死んでんだ?」
「神は死にますよ〜寿命とかで。三神は普通死にませんけど、前神星様は世界を救うために、犠牲になったんです……
 その時に化生を造り出したのですが、行方不明になったんです」
「……それが、俺か」
「そうです……と、言うわけで、行ってらっしゃいですです!」

フォン

地面に穴が開いた。
「って、……」

ヒュー♪

「なんでこうなる――!」

「テンプレです!逝ってらっしゃ〜い♪」
「って、字がちが――」
こうして、俺の意識は闇に消え――ずに、そのまま魔法少女リリカルなのはの世界に行った。●●●●
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