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□【DRRR!!】嘘なんて、
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その日は、特に当たり障りない日になる筈だった。




……臨也に会うまでは








いつも通りの黒いコートに身を包むアイツを見つけて舌打ちする。
仕事も普通に終わらせ、今日は平和に過ごせてたのに、
気分が悪い。
自販機を担いで、投げつける。







「いぃぃぃざぁぁやぁぁぁ!!」
「うわ! 危なっ! って、シズちゃん!」
「池袋に来るなって、何回言えば分かるんだぁ!?」
「いつもいつも、いい加減、俺を殺す以外の楽しみも見つけなよ」
「あぁ!?」





「結構、好きな人に命狙われるってキツいんだから」










思考回路が途切れた気がした。
いや、今、アイツ、




………好き?。
え、俺を?。




「……くだらねぇ嘘つくんじゃねえよ」
「……………こっぴどくフッてもいいからさ、嘘って言うのはやめてよ」




泣きそうな瞳に心臓が跳ねる。







結局その後、何も出来なかった。
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