Prince Of The Tennis
□勘違い
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Bunta
どうしよう、あれからジロ君からまったく連絡が来ない。
ジロ君は優しいし、俺が何を言ってもどんな我儘言っても怒らない。
俺はそこに甘えてたのかもしれない。
2週間前俺はジロ君と初めて喧嘩をした。
いつものようにジロ君ちでだらだらしててセックスもして寝る準備に入った時ジロ君が
「明日俺9時から15時まで居ないんだ」
「え!?そうなのか」
「うん。ごめんね。絶対に抜けられない用事があるんだ」
「そっか」
じゃぁ朝起きたらジロ君とは、お別れしないといけないんだ。
嫌だな。まだ居たい。
ジロ君の胸にしがみ付いたらジロ君は優しく俺を抱きしめてくれた。
「15時には終わるから。そしたらすぐ丸井君の所にかえってくるね!あ、でもそれまで暇だから帰ってもいいけど・・・・」
「ジロ君待ってる」
「了解!そして明日俺たぶん目覚ましだけじゃ起きないんだよね。殴ってもいいから起こしてね」
「わかった」
そしたらジロ君は少し笑ってキスをしてきた。
それも超効能なの。
「・・・っふ・・・ぁあ・・・ジロ・・・くぁん」
「・・・・・ぐー」
「え?・・・ジロ君!?まじで?」