Are there hope here?

□第0.3層
1ページ/3ページ

ソードアートオンラインβテスト


「………うっそぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」


私は夢を見ているのでしょうか…


「……いひゃい……」


おもわず私は自分の頬をつねった


「夢じゃ、ないんだ…!!」


うれしい気持ちでいっぱいのなか部屋のドアが勢い良く開いた


「うっさいぞ、優菜」


そこには笑顔一杯で不機嫌オーラ全開の兄がいた


「…ハイ、スイマセン…」


その迫力に思わずやや棒読みで返してしまった


「どうせあれだろ、当たったんだろ、"アレ"が」


「!!そうなんだよ!!当たったんだよ!!」

「だからうっさい!!」

「いだっ!!」

私は兄に叩かれた頭を押さえた


チョップでしばかれて痛くないわけがない!


「うぅ…、そう言えば兄さんも応募したんでしょ?どうだった?」

「さっしろよ!!アホぉ!!」

「理不尽!!」

何でまた叩かれなきゃいけないんですか!?

私は更に痛くなった頭を押さえた

「…ダメだったよ…だからどんなのだったか教えろよ!!」

「…うん、わかった!!」

そう言って兄は少しだけ微笑み私の頭をポンポンと軽く叩いた

…なんか変なとこでやさしいんだよなぁ






.
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ