Are there hope here?
□第0.3層
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ソードアートオンラインβテスト
「………うっそぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
私は夢を見ているのでしょうか…
「……いひゃい……」
おもわず私は自分の頬をつねった
「夢じゃ、ないんだ…!!」
うれしい気持ちでいっぱいのなか部屋のドアが勢い良く開いた
「うっさいぞ、優菜」
そこには笑顔一杯で不機嫌オーラ全開の兄がいた
「…ハイ、スイマセン…」
その迫力に思わずやや棒読みで返してしまった
「どうせあれだろ、当たったんだろ、"アレ"が」
「!!そうなんだよ!!当たったんだよ!!」
「だからうっさい!!」
「いだっ!!」
私は兄に叩かれた頭を押さえた
チョップでしばかれて痛くないわけがない!
「うぅ…、そう言えば兄さんも応募したんでしょ?どうだった?」
「さっしろよ!!アホぉ!!」
「理不尽!!」
何でまた叩かれなきゃいけないんですか!?
私は更に痛くなった頭を押さえた
「…ダメだったよ…だからどんなのだったか教えろよ!!」
「…うん、わかった!!」
そう言って兄は少しだけ微笑み私の頭をポンポンと軽く叩いた
…なんか変なとこでやさしいんだよなぁ
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