考察

□木暮
1ページ/1ページ

赤木ときたら次は木暮でしょう。ミスター変なTシャツ。湘北のお母さん。メガネ君。

この人はもうとにかくいい人!って感じ。懐が深いっていうか何ていうか。クラスメイトからの信頼も厚そうだな。いい人には裏があると思うひねくれたあたしだけど、メガネ君だけはそれは絶対にない!と言い切ります、マジで(笑)。
メガネ君が怒ったのって、ミッチが乗り込んできたときだけじゃない?しかもミッチがいつまでたっても意地張ってるから怒った、みたいな。ミッチがリョーちんやバスケ部潰そうとした事より、ミッチ自身がいつまでたってもヘタレ根性なしな事に怒った。
基本的にこの人は、自分のためよりみんなのため、って想いが人より強そう。でも内に秘めたる闘志は持ってるよ。

この人はスタメン5人が若干人間離れしてるせいで埋もれがちだけど、決してダメダメじゃないでしょう。
赤木のように体格に恵まれてるわけじゃないけど、赤木とは違った意味で真面目なんだろーなと思う。運動神経だってそんなに悪くないんだよね、きっと。

シオちゃんカクちゃんは、きっと木暮がいたからバスケ部辞めなかったんじゃないかなと思う(ヤスはリョーちんとセット)。少なくとも一度は辞めようと思ったけど、その頃同学年のバスケ部はほとんどいなくなっていて、ちょっと辞めにくいなーって思ってて、でももう無理だと感じていて、そんな時、知ってか知らずか二人に声をかける副キャプテン。
「どうした?元気ないな。」
「木暮さん…」
「ん?どうした?そういえば最近、ディフェンス上手くなったな。頑張ってるもんな。」
みたいな。
そんなこと言われたら、辞めたいなんて言いづらいな、明日にしようかな。
ってそんな事が何回かあって、いつの間にかタイミング逃して、気付いたら練習ついていけるようになって、自分でも上手くなってるような気がして、もともとは好きでバスケ部入ったんだし、だんだん辞めようって思わなくなってきて、のちのち考えたらあの時木暮さんが声かけてくれなかったら辞めてたよなとか思うわけ。
で、やっぱ俺達は木暮さんについていくぜ、みたいな。

でも当の本人は後輩がそんな風に思ってくれてるなんて夢にも思ってないわけ。

無意識に崇拝者を増やす、ある意味魔性の男。





[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ