マジすか学園
□よっ!歌舞伎もん!
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『前田さん!待ってくださいよ!!
一緒に帰りましょうよ』
敦子の横に並んで歩く
『私に関わらないでください…』
冷たく返事をした敦子
『そんなつれないなぁ…前田さんって昔に何かあったの?』
その言葉に敦子は歩くのを止め振り向き無言で龍太に向かって殴りにかかる
『前田さん…ゴメンね…
でも俺は前田さんを守るから!』
敦子の拳を受け止め答えたが敦子は受け止められた事に多少驚いていた
『俺は前田さんを守る!それが俺のマジだから!』
マジな目で敦子を見た
『………変わった人なんですね…』
軽く笑った表情で龍太を見た
『昔からそう言われてるかな?変な奴だって…』
俯きながら悲しそうに答える
『そうですか…』
『まぁ帰ろうよ!』
にっと笑い歩き始めた
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