リクエスト
□心美シ戦エ乙女
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「、ぐぁ・・・!!」
ヒューヒュー、と血臭交じりの呼吸を繰り返しながら、
蛇尾丸を掴み直し、鉄みてぇに重い足を無理矢理動かす。
藍「・・・まだ立ち上がるのかい?」
「っ、・・・・俺はっ、!!まだ、戦えるッ・・・・!!」
傷一つどころか一歩も動いていない藍染に卍解した蛇尾丸を振り上げたが、また鬼道で弾かれた。
あいつが、一護が俺達と共に虚圏に乗り込んで数時間。
俺が気絶していた間に一護は既に現世に行ったらしく、涅隊長達に土下座して全力で現世に戻ったのは良かったが、
移動しながらの卯の花隊長の治療が、思いの外時間が掛かって居るらしく俺の方が先に着いてしまい、そのまま藍染との戦いに突入してしまったのだ。
だったら俺がやれることはただ一つ、
あいつが戻るまでの時間を稼ぐだけ、
藍「君のその諦めの悪さについては私も感嘆に値するよ。
・・・けれどもう飽きた。悪いがもう終わらせて頂くよ
破道の六十三 雷吼砲」
「っ!?ぐああッッ・・・・!!!!」
モロに受けた鬼道、失われて行く感覚に奥歯を噛み締めた
まだなんだ・・・!!、もう少しだけでいい・・・!!
まだあいつが・・・一護がまだ来てねぇんだよ・・・・!!
一「恋次ッッ!!!!」