リクエスト

□嫌いな奴は100年経っても嫌いなまま
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阿散井恋次がいる教室は此処かーーー!!!!?


その時、教室にいた全員の思考が止まった。

だって目元に仮面付けてマント羽織っていて、ロン毛で
貴族みたいな服着た不審者ですと言わんばかりの奴がクラスメイトの名前叫んだら誰だって硬直する。


いち早く我に帰った一護が恋次に、視線向ける前に



ヒュッ



一「・・・・・・え?」



ガッッ!!!


ぎゃぁーーーーー!!?


一瞬の風と共に顔すれすれに通り過ぎた見覚えがあるもの。
そのあとすぐに響く不審者の悲痛の声。

一「(今のって・・・・・)」


すぐに目を向けると不審者の額にボールペンが刺さっていた。
通りで見覚えがあるはずだ。


・・・・・・論点はそこじゃない!!


一「れ、恋次、!テメッ・・・!!?」


あぶねぇだろうが!!という非難の声は最後まで続かなかった。










「・・・・お前か・・・」



黒恋次御降臨





机からふらりと立ち上がる姿は幽鬼のよう
なにもしてないのに解けた髪が一層迫力を倍増させる。
隣で引き攣った悲鳴を上げた生徒が居た堪れない。




「・・・・すいません、やっぱ今日早退します」

越智「お、おう・・・、・・・・お大事に」




ふらりふらり、と不審者に歩みを進める恋次。
先生が言った言葉は恋次にだろうか、それとも不審者にだろうか?




?「フッ、また腕を上げたな!阿散井恋次!!いや牙狼原恋次と呼ぶべきか!?」

「どうでもいい」



未だにボールペンが刺さっている不審者の主張をバッサリ切り捨てた。



?「毎日毎日迷惑メールを貴様の携帯に送っていたが、
あの程度のプレイでは貴様も物足りなかっただろう?」





「カルタ、その服また此奴にされたのか?」

カルタ「うん・・・肉まん10個と引き換えに・・・・」




?「だから卑しい豚共が注目する俺が態々出向いてやったのだ!見よ!!この完璧な公◯プレイ!!」




「物貰ってもそういうことはすんな。
俺がこいつぶん殴ってくるから待ってろ」

カルタ「・・・・」



?「貴様もこの好奇の視線に晒されさぞ恥ずかしかろう!!」

お前は自分の存在に恥じろ

「「「「(怖えええええ!!!)」」」」



色々突っ込みたいとこは多々ある、
いつ知り合ったとか、なんで伝令神機の連絡先知ってんだとか。
こいつは変態だとかとりあえずその黒さしまって欲しいとか。
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