08/11の日記

13:35
「前までの愚かな自分」清+三(清正)
---------------
たった少しの会話の途中ですぐに言い合いになってしまう。

素直になりたいのに、つい思ってもいない言葉を言ってしまう。

だから
お互い簡単な一言すらいつも言えない。


幼い頃はそれでよかった。
ただ、二人だけの問題だったから。


でも今は、天下分け目の大決戦。


二人だけの問題などではない。
お互いの命を懸けて戦う。
そして、自分の命だけでなく、自分に期待してくれている友人や家臣達の命も背負っているのだ。


小さな亀裂がまさかこんなにも自分達を切り裂く事になるとは……。



何故こうなる前に、素直に、話せなかったのか。

吉継は間に入って俺達の話を聞いたり、正則は言い合いになりそうな時、馬鹿な事を言って場の空気を変えてくれたというのに。

そんな友の気遣いさえ無駄にした。




本当は………




お前と共に豊臣を守りたいと思っている。

お前の性格も知っているし、吉継からも色々お前の悩んでいることは聞いていた。


秀吉様が亡くなって次に出てくる権力者は秀頼様だ。
が、まだ幼い。

名があがるのは家康殿だ。

人望もある。

やはり力のある者には敵わないだろう。

確実に俺達が残るためには確実な力を持つ者につく他あるまい。

お前のやり方も理解できないわけではないんだ。

俺だって幼い頃からずっと一緒だったお前と正則とで豊臣を守り、暮らしたいよ。

だから
本当はお前を訪ねた時、わかってはいたが、降れとまでは言わないが手を退いてほしかった。


お前や吉継、左近……今まで共に戦ってきた相手に刃を向けたくはないからだ。







あったはずだ……。





俺達だけでも戦わない道が。



だが

今ではもう遅い。





もう……覚悟を決めねば。









――――――――――――――

始まりは同じにしちゃいました

設定的には…
関ヶ原前日くらいでしょうかね
三成のも

清正はここで悩みに悩んで関ヶ原であんなに覚悟できた迷いのない感じになったのだと思います

ちょっと、4プレイ後清正の印象変わりました



 

前へ

コメントを書く
日記を書き直す
この日記を削除

13:35
「前までの愚かな自分」清+三(三成)
---------------
たった少しの会話の途中ですぐに言い合いになってしまう。

素直になりたいのに、つい思ってもいない言葉を言ってしまう。

だから
お互い簡単な一言すらいつも言えない。


幼い頃はそれでよかった。
ただ、二人だけの問題だったから。


でも今は、天下分け目の大決戦。


二人だけの問題などではない。
お互いの命を懸けて戦う。
そして、自分の命だけでなく、自分に期待してくれている友人や家臣達の命も背負っているのだ。


小さな亀裂がまさかこんなにも自分達を切り裂く事になるとは……。



何故こうなる前に、素直に、話せなかったのか。

吉継は間に入って俺達の話を聞いたり、正則は言い合いになりそうな時、馬鹿な事を言って場の空気を変えてくれたというのに。

そんな友の気遣いさえ無駄にした。




本当は………




ずっと、頼もしかった。

その大きな背中が。

今となっては言い訳にしかならないが、お前を信じてはいたのだ。

ただ、家康にだけはついて行きたくはなかった。

奴は豊臣を守る壁なんかじゃない。

だから

お前に守ってほしかったのだ。

いずれ敵になるとわかっていたから。
俺にはお前という壁が必要だった。


でも自分自身で追い出したようなものだ。

そんな自分の愚かさが腹立たしく思う。






今更過ぎるが………今なら、素直な言葉をお前に言うことができる気がする。


「…清正……ありがとう、そして……すまない……」













――――――――――――――

もう書いてて悲しくなってきた


清三は駄目だ………泣ける……
ていうか関ヶ原中の三馬鹿の台詞は泣かす……本当………


 
 

前へ

コメントを書く
日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ