04/15の日記
17:39
「臆病者よ強者になれ」苞興
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私のたくましい義兄上。
笑顔が太陽のよう。
毎日毎日、見ていても飽きない。
飽きるどころか…見れば見るほどに愛しくなる。
こんな感情を抱いたのはお前が初めてだ。
それは、お前も同じだったと知ったときの衝撃は大きかった。
そして、今ある幸福。
このままお前とずっと一緒に居られるなら
より幸福なことなのだが………
世はまだ戦乱の真っ只中。
人はいつ、どこで死ぬか分からない。
でももちろん私はお前の力を信じている。
私はその武に何度も助けられた。
だから、お前の「死」なんて考えられないし。
考えたくもない。
でも、大きな幸せを掴んでしまった私は、今とても臆病になっている。
その幸せを手放さないように、失ってしまわないようにと…いつも怯えている。
そして、その臆病は私を強くした。
お前という幸せを失わないために…私自身もなくなってしまわないように。
お前にはこんなこと絶対に言えないだろう。
お前は人一倍世話焼きだから、「お前はそんなこと考えなくていい」なんて言うだろう。
共に生き残ってなおお前と蜀を守っていけるのならば私はそれを強く望む。
だから、お前は私が死なせない。
でも
きっとお前も同じことを言うのだろうな。
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久しぶりに三國を書きました
やっぱり苞興で
題名は適当だけど内容そのままって感じですね
関興の独り語りです
他のCPでもいけるかな
この話
できたらやってみますっ!
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