私の王子様
□38話
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ついに立海との戦いが始まった。
でも今日は朝から災難である。
朝は桃城、海堂は集合時間に間に合わなくなるし
補欠だった河村や荒井を代わりに出そうとするが
荒井は気絶するし…
「間に合ったのはいいけど…もう少し時間考えなさい!」
マネージャー直々のお説教をくらう。
その頃立海では?
丸「説教されてやんの(笑)」
柳「あまり見るものじゃありませんよ?」
椅子に座って見物のようにこちらを伺っていた。
ブン太のガムが割れて、大きく顔にはりつく。
赤「へっ…棄権されたら困るんでね…(笑)」
やってやるよ…
一瞬赤也の目が赤く光ったような気がした。
和愛は静かに赤也を見る。
その瞳は容赦のない目をしていた…
もし河村が桃城と海堂を探しに行かなければ
みんな後悔して引退してたんだろうな…と
どこかでそう思う。
みんなが揃い、レギュラーはコートに立つ。
《これより関東大会決勝
立海大付属中 対 青春学園の試合を始めます》
沈黙に包まれ、引き締まる瞬間。
気を抜けない。
今からもう既に戦いは始まっている。
全国は青学が行く!!!
そう青学は1つの目標を目指し、頑張ってきた。
ー立海のレギュラー陣ー
ボレーのスペシャリスト 丸井ブン太
ディフェンスを誇る ジャッカル桑原
最も恐いコート上の技神 仁王雅治
ジェントルマン 柳生比呂士
2年生エース 切原赤也
マスター 柳蓮二の健在
そして今中学テニス界で最も強い男…皇帝 真田弦一郎。
幸村がいなくても十分強い。
審「両校の部長は前へ」