☆PSYCHO-PASSの部屋☆

□2話
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あれから日東大学院をみんな卒業し、
いつもの三人は公安局へ就いた。


宜野座と狡噛は監視官
狡噛は執行官になってしまったが……
和愛は分析監視官についた。


最初は仕事に慣れるまで時間はかかったが、
今は慣れてしまえばそうでもなくなった。
シュビラの世界の中で生きることは難しい…


総合分析室では
分析官の唐之杜志恩と二人で話をしていた。

志「髪伸びたわねぇ」

「三年も経てば伸びますって」

最初は学生の頃と変わらないままショートの姿だった。


志「なんで伸ばしたわけ?」


理由がある。
でも口に出すのは恥ずかしい

「秘密(笑)」

唐之杜は「ケチー」と言いつつ、気にはあまりしてない様子だった。


志「そういえば彼とは進展あった?」

彼というか片想いである宜野座伸元のことである。
彼に恋して結構な時間がかかっていた。


「長いな……」


志「長いなじゃなくて……言わないのー?

お姉さん協力しちゃうわよ?」


唐之杜の心遣いには感謝した。
でも、宜野座には他に好きな人がいるかもしれない……
それはそれで諦めがつくし、見守るだけで十分。


唐之杜は考えつつも煙草に火をつけ、
「仕事しましょっか」と言い
二人で一緒に始めたのだった。
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