死神と人間の恋(完結)

□第8話
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私は伝えに行くために
ここ最近別の部屋に移ったという知らせを聞いた。


そして走ってそのところへ向かう。





「はぁっ!はぁっ…つい…たぁ」




結構距離があったな…
ホントキツかった…



ドア開けようとすると
中から声が聞こえた。
白「誰だ」


警戒心のある白哉の声が聞こえた。
和愛は自分の名を名乗り、入っていった。




白「夜遅くどうしたのだ?」




そう…ホントは来る時間帯ではないと、誰もが思う。
だが和愛はボケてるせいか夜などお構いなしに来たようだ。



「白哉さんに…言いたいことが…あって」




どうしよう…
ドキドキしてきた
月の光に当たっている白哉さんホントにカッコいい…




そう考えていると
白哉の方へ歩み寄り手を優しく引っ張られ
膝の上に座らせられている状態になっていた。


そして布団の中へ入れられた。





(あったかい…)


白「和愛」



ドキッ…



あれ?何か…また…
さっきより凄い!



白「聞かせてくれ…お前の口で」




耳元でそんな低い声で
囁かれたら…言えなくなっちゃうよ。





「私……も…白哉さんと…ずっといたいです」



よく出来ました
というせいなのか頭を撫でられた。




白「和愛…こっち向けるか?」



声のする方へ顔を向けると…





目の前には





白哉さんの顔があった



そして

ゆっくりと唇が重なった。
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