☆PSYCHO-PASSの部屋☆

□11話
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昼から起きた事件が大きなものに
変わる前に終わって
一係のみんなは安心していた。
朱は未だに未完成の書類を作成していたり
征陸は事前に買っていたお酒を
どこかに持っていこうと準備していたり……


中では和愛は総合分析室で唐之杜から服装を選んでもらっていた。
今夜宜野座と食事に行くからだ。


唐「へぇ〜…あの宜野座くんがねぇ」


自分の決めた服を彼女に合うか
考えながら話した。
確かに宜野座は自ら食事に誘おうとはしない人であろう。
そういう想像しか思いがない。


「現場にいるのを知らないで電話してきたから(笑)」


ふぅーんと言いながらタバコを吸う。

「楽しみだなぁ…食事♪久々♪」


唐「そうかぃそうかぃ♪
羨ましいねぇお姉さんもそんな可愛い恋してみたいわぁ

食事のあと和愛ちゃんがデザート、なんちゃってね♡」


和愛自体は言葉の意味がわからない。
その理解ができてない彼女を見て
クスクスと微笑む唐之杜。
そして肩を撫でる。


唐「ほら♪これでオーケー?」


唐之杜が選んだ服装は和愛に似合っている服装であった。
優しく淡い水色の風通しの良い上着のしたには
清潔感を思わせる白い肘上までのワンピース。
そして唐之杜に貸してもらった大人なハートの形をしたネックレス。
ピンクのハイヒール。
これでいつもより身長は高く見えるがみんなからしたら
まだまだ小さい。


唐「あとはお化粧ね♪」

そう言って始まる。

「志恩さんありがとう///」

恥ずかしいのか照れながら唐之杜に言うと頬をつつかれる。

唐「そんな顔で言われると食べちゃいたくなる♪」


冗談とわかっており、化粧が再開する。
そしてでき終わる。


唐「うん!ばっちし♪

これで宜野座くんどう思わないことはないわよ♪」


さすが唐之杜。
女性の最大の味方!
情報の女神様じゃなくて女性だけの女神さまだよ!


「ほんとにありがとうございます」


唐「さ!いってらっしゃい!」



その言葉を交わし待ち合わせの場所へ向かった。
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