ヒミツの花園

□初めての恋は…(謙遼バージョン)
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今日は俺にとって、人生の分かれ道とも言える日になった。

「謙二郎の事が、好き…なんだ…」
「…はっ?!」

そう…俺、永島謙二郎は人生初の告白をされてしまった。
突然だったので、俺は変な声を出してしまって…

「僕じゃ…駄目?」

しかも男に!!
しかも、こいつは俺と同期でてれび戦士になった木村遼希と言う、一つ年下の奴だ。

「あの…取り合えず、この体勢なんとかしてくれない?」

俺が初めての告白をされた時、俺は遼希と楽屋に2人っきりだった。
遼希はいきなり俺を机に押し倒してきて…
なんで、こんな格好で告白されなきゃ駄目なんだよ!
どうせなら普通に告ってくれればいいのに…
せめてもの救いは、他の共演者がここにいなかった事だ。
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