LOVE STORY

□たったひとつの恋-後編-
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-次の日の朝-

「ね、眠れねぇ…」

俺は昨日の一件のせいで、結局一睡も出来なかった…
色々考えると…なんだか変な感じになっちゃって…
おかげで目がウサギ並みに赤いし!
しかも頭がかなり重いし…
重いのは頭だけではなく、気持ちもかなり重かった。

「…休みてぇ…」

こういう日は、やっぱり休みたい…
寝れなかった分…今日一日中寝ていたい…
しかし、俺の願いも虚しく、ハイテンションの遼希が俺の部屋に入ってきた。

「謙二郎〜、朝だぞ〜!!!」

う、うるせぇ…
かなりのローテンションの俺を見て、遼希は部屋の入り口で固まっていた。
朝からウザイ遼希を、俺はかなり睨んでいたからだ。
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