☆ FaiyrTale *リュウガ* ☆
□消える街-失踪編-
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シリウス号は、ある港に停泊…
上陸し街中を歩き出した時…
リュウガの隣りを歩く◇◇の姿を目にした街の住人達が一斉に固まりとなって迫ってきた。
その住人達の姿を見たリュウガとシリウスの面々は咄嗟に武器を構える。
◇◇はリュウガの背に隠れるように身を潜め…その周りを囲むようにシリウスの面々が立っていた。
街の住人達は、あっという間にリュウガ達を取り囲み
“その女は何処にいたんだッ!!!”と口々に叫んでいる…
「てめーらッ!!!コイツになんの用だッ!!!!」
そう、リュウガが一喝すると…
その言葉に威圧されたのか興奮気味だった住人達は、大人しくなる。
そこにへ…
『旅の方に失礼だろ…皆、落ち着きなさい…』
そう諭すように穏やかな口調で初老の男性が輪の中に入ってきた…
『大変…失礼をしました。娘さんも怖かっただろう…すまないね…』
そう言って男性は深々と頭を下げる…
その姿を見てリュウガを始めシリウスの面々は武器から手を離した…
男性は、顔を上げ穏やかな口調で話す
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