☆ FaiyrTale *リュウガ* ☆

□星の降る夜に…
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久々の陸…



俺を待っている酒場の酒たち…


まったく返事をしないリュウガ…



そんな姿に痺れを切らした◇◇は、ニコッと笑い…



「リュウガ…そんなに酒場に行きたければ行けばッ!!!!」



ガンッ!!!とリュウガの膝を蹴りプリプリ怒って先へ歩き出す◇◇



リュウガは、2人の時にしか呼ばない呼び方をされた事に驚き…膝の痛みを堪えながら◇◇を追いかけた…



そして夜…酒場…



上機嫌なリュウガと…



ゾロゾロと酒場の通りを歩いて小高い丘へ向かう人々…



それは…家族だったり恋人だったり友人だったりとそれぞれ…


そんな姿を酒場の中から仏頂面をした◇◇が横目で眺める



不機嫌な◇◇に…



ハヤテとトワは怯え…



シンとナギは面倒はごめんだ。とばかりに…



シリウスの面々は、◇◇の放つオーラから近づけないでいた…



ただ1人を除いては…



「◇◇ちゃん♪♪今夜は、流星群が見られるんだってねぇ…私と一緒に見に行ってみない?」



先程まで仏頂面だった◇◇は途端に笑顔になる。



「ソウシ先生!!一緒に行ってくれるの♪♪嬉しいッ♪♪」



ソウシに抱きつく◇◇



「こんなに喜んでもらえるなんて…誘って良かったよ。じゃあ、行こうか♪」



にこやかに微笑んで◇◇を見つめるソウシ



「じゃあ、行ってきますね。船長、みんなはごゆっくり…」



そう勝ち誇ったように微笑んで◇◇と共に丘へ向い歩いて行った



酒場の通りからは◇◇のはしゃぐ楽しそうな声が響いてきた




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