☆ FaiyrTale *リュウガ* ☆
□おっばけ屋ー敷っ!!!〜リュウガver.〜
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真っ暗な通路を進む…。
「船ちょ!!!なんでッ!!!!私まで入らなきゃいけないんですかッ!!って!!きゃー!!!!」
「うぉッ!!!!お前ッ!!いきなり叫ぶなッ!!びっくりするじゃねーかッ!!」
「だって!怖いんですもん!仕方ないでしょッ!!って!!きゃー!!!!!!」
足を進めれば進める程。
ぎゅうぎゅう。と身体をすり寄せる◇◇。
自分の小さな胸がリュウガの腕にあたっているのも気にも留めずに。
その上、涙目でリュウガを見上げる◇◇。
次第にリュウガは、お化け屋敷に入っている事など関係なく。
ニヤニヤしながら◇◇の身体を触り始める。
「せッ!!!船長!!何触ってんですかッ!!!」
バチンッ!!!!!
リュウガの頬を引っ叩く◇◇。
「はははっ♪痛ってー。◇◇。お前のその顔見てたら我慢できなくなった。」
宿に戻るぞ。そう言ったかと思うと◇◇を横抱きにし、あっという間にお化け屋敷を出た。
そのまま宿に戻ったリュウガはひとしきり◇◇を愛でた。
その夜…
お化け屋敷のお化けより恐ろしい形相をした◇◇に…
こっぴどく怒られ続け…ひたすら謝り続けるリュウガの姿がありました♪
*おしまい*