妖怪の道



ある日、強い力を持った二つの魂が、妖界にて生を与えられた。

幼い体に強すぎる力を秘めた子達をまわりの者は恐れ、それぞれを最北の地と、暗雲たちこめる地へ送った。








それから五年。

言葉の意味を理解できるようになった頃、二人の育ての親が突然の失踪。

光を失った二人は、ただひたすら強さを求めた。

一人は他を守り抜く力を求めて、一人は己の思いを貫き通す力を求めて…。







そして時は流れ、二人は出会った――



※オリジナルの妖怪小説です。

昔から言い伝えられているものからオリジナルの妖怪まで出てきます。

ややこしくなる事もあるかもです。


ご注意ください。  

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