混沌の道
□被害拡大
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榊「突然だが、明後日からレギュラーのみでの合宿を行う」
全「「「「突然すぎます!」」」」
午前の練習が終わった頃氷帝では、榊監督がレギュラーを集めていきなりの発表をしていた。
跡「監督、どういうことかきちんと説明してください」
榊「うむ…実は、今回榊グループでは新しいコンピュータシステムの開発に成功したので、その試運転も兼ねて、合宿を行おうということだ」
全「「「「ふざけるなっ!」」」」
忍「ようするにあれやろ?俺らに実験台になれと…」
芥「いい度胸だC〜♪(黒笑」
鳳「神への祈りを、1分で済ませてください(黒笑」
宍「落ち着け、長太郎。理由を聞いてからでもいいだろ?」
榊「…助けてはくれないんだな;」
跡「落ち着けお前ら。で、わざわざやるからにはそれなりの成果が得られるんですね?」
榊「今回のシステムは精神面を鍛えることに特化したものだ。精神と肉体は表裏一体。精神が鍛えられれば、肉体も強くなるとシュミレーションでは結果が出た。あとは、試運転だけなんだ」
日「ちなみに、どういう構造になっているんですか?精神だけを鍛えるなんて、いったい………」
榊「それはだなぁ、まずは精神と肉体を分けて…」
全「「「「一番ダメなパターンじゃねぇーかっ?!」」」」
宍「長太郎、スカッド」
鳳「一球入魂っ!!」
榊監督は星になりました☆(キラッ
跡「ちっ、わざわざ俺様が感情を押さえて敬語を使っていたのに……」
向「跡部、どうすんだよ?俺らだけ実験台なんて、嫌だぜ」
跡「………こうなったら、他のやつらも呼ぶか。合同合宿という形にすれば、問題ないだろう」
跡部はケータイをとりだし、他校の部長たちに連絡を取り始めた。