ワガママお嬢の生意気執事

□お嬢の朝
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ま・・・


ま・・・か、r・・・


あはははは〜♪



―――――・・・



『まかr・・・て、ああ・・・夢か』


キ「朝から何言ってんだよ・・・」


『いやぁ、何かマカロンにうもれる夢見て、うはは〜♪みたいな?』


キ「(スルー)とっとと着替えて飯食いに行け」



あ、おはようございます、皆様

朝からとても素敵な夢を見た、陽菜ちゃんです

それにしても、マカロンは美味しい

とても美味しい

夢の中で食べ放題だったのに・・・


キルアに急かされ、服を着替える

あ、もちろん部屋の外に出てるよ?(キルアが)


因みにキルアと言うのは、私の専属執事

銀髪(白髪とも言うw)のくせっ毛のある、わたがしみたいなふわふわ頭

・・・なのに、



キ「おい!てめー早く着替えねえと飯抜きだからな!!!」


『そ、そんな事をしたら私は死んでしまうぞよ?!←』


キ「死ね死ね
  そしたらオレも自由になれるしな」


『若白髪!お嬢様に向かって何て言う事を・・・!!!』


キ「だーかーら!これは銀髪だっちゅーの!!!」



こんな感じです

もうクソボケ最低執事なんです、はい



キ「もう着替えたかー?」


『着替えたー』


キ「顔は洗ったかー?」


『洗ったー』


キ「学校の準備はちゃんとできてr『オカンか!』



髪を両サイドでくくって、ドアを開けた



キ「おい、ちょっと髪の位置が違うぞ」



ぐい、


『痛い!女の子の髪をひっぱんな!』



むす、とした顔で言ったら、ごめんごめん、と笑われた

絶対反省してない・・・!



キ「よし、飯食いに行って来い」


『ん、ありがと』


キ「オレは先に荷物、車につんどくからなー」



そう言って駆け出すキルア

・・・キルア、何で執事とかやってんだろう


実は一応あいつもいいとこのお坊ちゃん

なのに、何故か私の執事をしてる

社会勉強とか何とか言ってるけど、こんなめんどくさい仕事をよく自分から引き受けたもんだ



(・・・)



一番古い記憶、そこにもキルアはいた

て言うか、私の想い出の中には、両親よりもキルアの方がたくさんうつっている

幼馴染、または腐れ縁

そんなのはどうだっていいんだ



(・・・マカロン)



今は、キルアよりも朝食がマカロンじゃ無かった事の方が大切




お嬢の朝




(何で朝食にマカロンが出てこないんだ―――――!!!)

使用人(お、お嬢様!落ち着いてくだs、ごふっ?!(陽菜に殴られた))



キ「・・・全く、何やってんだか・・・」



使用人Aに文句を言い散らす、陽菜を見て、自然に笑みがこぼれたのだった





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