SHORT
□とりあえず逃げます
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青峰SIDE
「あ?土曜日?」
「うん、土曜日!!」
ある金曜日の昼休み
俺がいつも通り屋上で堀北マイちゃんのエロ本見ながら寝っ転がってると、いきなり扉が開いた
そっちを見ると、まさかのなまえ
俺がエロ本読んでるのをなまえは知ってっけど、なんか嫌で慌ててエロ本を隠す
そんで冒頭に戻るわけだ
「まぁ明日だね!大輝くん、暇?」
「…そら暇だけどよ、」
「なら家に来ない?」
「家?!」
「?うん」
なまえの家?
……いや何回も行ったことあるけどよ、なまえから誘ってくれたのは初めてで、
「どっどうしたんだよいきなり…」
「ないしょー!…それでどう?来てくれる?」
「…行ってやる」
「ホント?!じゃあ明日の朝10時に家に来てね!」
「おぉ」
笑顔で出てったなまえ
背中に隠した堀北マイちゃんを出す
……この俺が、なまえ見てると最近乳が小せーやつでもいいかと思うようになってきた
ほら、俺が育ててやりゃあいいじゃん
「明日何着ていこ……」
…俺は女子か
一個だけ雲が浮かんでる青空を見つめながら、気持ち悪いくらい女々しい俺は考えた