SHORT

□結論
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キーンコーンカーンコーン





「ではここまでを次の授業までにしておくように。では解散」


「…やっと4時限目終わったー…!!」


「やっとって言っても2時限目以外寝てたでしょ、なまえ?」


「だって私古文大好きなんだもん。てかサボってないから今日はまだいい子でしょ」


「…それでなんでいっつもテスト、学年トップなの?」


「教科書見たらだいたい分かるもん」


「必死で勉強してる俺たちがバカみたいだよね」


「ほら早く屋上行って昼ご飯食べよ!私お腹減った!」


「…偶には教室でいいんじゃないのか?」


「景吾先輩たちが後でうるさいから行かないとだめでしょ」


「…そうだな」





屋上は昼休み中テニス部が使う

それが氷帝の暗黙のルール

だから昼ご飯は皆、教室だったり食堂だったり中庭で食べる


そのテニス部のところに私なんかが入れたのはホント奇跡だと思う





「ほら行こ!」


「「うん/あぁ」」




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「おぉ、遅かったじゃねーか」


「あはは、ごめんって」


「いいから早く座れよ、なまえ!」


「うん!」




私は長太郎と若の間に座ろうとした時、誰かに腕を引かれた

そしてそのまま誰かの足の間に座らされる形になってしまった





「…何してるの、景吾先輩?」


「あーん?アイツらとは午前中一緒だったんだからここでも一緒にいる理由はねーだろ」


「それでも何でここなの?私地べたに座りたい」


「我慢しろ」


「ぇ、ヒドい。亮先輩へるぷみー!」


「そこで俺かよ!」


「だって頼りになるの先輩しかッ、うぁっ!//」


「なまえって何でこんないい匂いするんだ?」


「だからって首に顔を近づけないでよ、超こしょばい!!//」



「ぁ!宍戸が照れてるC」


「照れてねェ!!//」


「うわムッツリや!」


「お前にだけは言われたかねェ!!//」




「ちょっ、腰に手を回すな!!//」




「…はぁ」





今思えば岳人先輩、

離れてご飯食べてるなら助けてくれても良かったんじゃないですか?





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