「風、介……」
「!すっすまない…」
わたしはそこで初めて我に返り、慌ててなまえの上から退こうとする
しかしできなかった
なまえの細い腕がわたしの首に巻き付いていたからだ
「なまえ…?」
「私も風介が好きだよ」
「…は?だってお前は晴矢を……」
「晴矢は大切な友達、ただそれだけだよ。私もずっと風介が好きだったんだ。今だって告白しようとしてこの部屋に来たんだよ?さっきだって晴矢に背中押してもらってだけだし」
「…もしかしてわたしの勘違いか?」
「うん大正解」
「っ!//」
恥ずかしすぎる…!!
好きな女だからってこんな勘違いをするとは…!!
「私は風介が好きだよ。…風介は?」
「わっ、わたしも好きだっ…!//」
勘違いオチ
(ぁ、ごめんね?急に抱きついたりして…)
(いやなまえなら構わない…//)
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