Lei lo vuole!

□18章目
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「……試合もしてないのにこんなに疲れたの初めてです」

「俺もここまで真剣にしたのはいつぶりだろうね」

「てかやっぱりズルいですよ、あの技は!!イップス状態なんてもう一生なりたくない!!!」

「感覚まで無くなってたはずなのにあそこまでやるって、キミ本当にどうなってるの?」

「なんか普通に暴言言われた!!!?」

「それに普通に危なかったしね」

「そんな嘘はいいですよ」

「俺素直だから嘘なんてつけないんだ」

「どの口が……………さーせん」




私頑張った

ガチで途中から何も分かんないし

走ってる感覚までないから途中ネットにぶつかりそうだったらしい(ブン太先輩談)




「また面白いデータが取れた」

「全然面白くないです!!」

「さすが財前の妹だな」

「……………は?」

「いや、光の足元にも及びませんよ」

「いや涙さん、財前の妹ってどういう意味?」

「?そのままの意味です。私の本名は財前 涙。四天宝寺男テニ、財前光の実の妹です」

「「「…………えぇぇえええ???!!」」」




毎回これだなオイ

涙ちゃん泣いちゃうぞ

…ゴメンなさい、調子乗りました




「なっ、何で赤也は驚かねーんだよぃ…?!」

「あ、前に教えてもらってました」

「とりあえず死ね」

「部長??!」

「にしても柳先輩、よく知ってましたね」

「俺のデータを舐めるな」

「なんか私が知らないコトまで知ってそうです」

「…ちなみにスリーサイズはu「ガチで何で知ってるんですか??!」企業秘密だ」

「……羨ましいナリ」

「何がですか?!」

「お前らも涙さんからかうのもそれぐらいにしとけ」

「ジャッカル先輩……!!!」




やべ、雅治先輩の頭を叩いたジャッカル先輩が神に見える




「疲れただろ、お前が作ったドリンクで良ければ飲むか?」

「大丈夫ですよ、先輩!!先輩の優しさだけでHPマックスです」

「そうなのか?」

「「…」」




あり?皆黙っちゃったけどどうしたんだろ




「……ジャッカル覚悟ォォォオオ!!!!!」

「は?!」

「もう国に帰れよ」

「いや俺ここが故郷だから!!?」



「………逃亡あるのみ」




私は使ったであろうタオルをかっさらい、全力疾走で逃げた

別に私は悪くないけどさ、(…ジャッカル先輩も悪くないか)なんか本能的に逃げた

…ジャッカル先輩、なんかゴメンなさい



















Call Me!
僕を呼んで!

(ジャッカル、羨ましいんだよぃ!!)
(え、超理不尽!!!)







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