Lei lo vuole!

□17章目
1ページ/2ページ





長太郎side





「ふぁぁあ……」




夜中に久しぶりに目が覚めた

なあんか急にパチッとね


俺は軽く喉が渇いてるから部屋を抜け出して水を飲みに行くことにする

部屋を出れば、日吉がいた

日吉もちょうど部屋から出たところみたいで、何秒か沈黙が続いた




「……日吉も眼、覚めたの?」

「…あぁ」

「一緒に水飲みに行かない?」

「…仕方ないな」




こんな感じで一緒に食堂に行くことになった


食堂に近づくと、電気が付いてるのが分かった

…誰かいるのかな?




「誰かいるのか?」

「…若?」

「!涙!」

「こんばんは、かな?若と長太郎も水飲みにきたの?」




そこにいたのは涙だった

短パンにタンクトップ
…夜中に刺激が強すぎる




「眼、覚めちゃってさ」

「私もなんだ!3人揃ってなんてスゴい偶然だね」

「確かに!」

「なんだろうね!………あ、はい」

「礼を言う」「ありがと!」




俺と日吉は涙から手渡された水を飲む

喉を通っていくのが分かるぐらいひんやりしてとても気持ちいい




「…あ!屋上行かない?」

「屋上?」

「うん、今日流星群の日だよ!昼間テレビで見たんだけど夜中だし1人で見るのはイヤだから諦めてたんだけどちょうどいいと思って!」

「流星群が?」

「見れるの、何年かに1回だけなんだって!」

「へぇ……」




涙と流星群が見れる?

考えだけで、つい顔がニヤケちゃうや

けどそれは日吉も同じで、ニヤケるまではいってないけど明らかに嬉しそう




「俺も行きたいな!」

「…仕方ないな」




やばい、久しぶりに興奮してきた





次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ