Lei lo vuole!
□14章目
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桜乃side_
「桜乃ちゃん!」
私がお風呂に入ろうとしてると、後ろから足音と一緒によく透き通る声が聞こえた
私はすぐに振り返った
そんなの当たり前
だって愛してやまない方なんだから
興奮する気持ちを抑えながらできるだけ平然と応える
「涙ちゃんっ!どうしたの?」
「桜乃ちゃん、今からお風呂ですか?」
「うん、そうだよ!」
「じゃあご一緒します!」
「え?」
「今日約束したでしょう?さっきのお詫びにお風呂一緒に入るって!」
「ぁ…」
「約束は守る主義ですから!」
そう言って笑った涙ちゃん
涙ちゃんとお風呂……?
考えただけで顔の筋肉が緩む
「いい、ですか…?」
「っもちろんだよ!」
こんなのイヤだけど、
今だけは涙ちゃんを打ち合いに誘ってくれた四天宝寺に感謝するよ
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「涙ちゃん綺麗な身体してるね!」
「そんなっ…!//」
「羨ましいよ!」
涙ちゃんの真っ白な身体
女の私でも襲いたくなるほど綺麗
やっぱり思った通り
恥ずかしくて直視すらできない
私が思ったコトを口に出せば、顔を赤らめさせたアナタ
本当に可愛い
女ではアナタに想いを告げれないからイヤだけど、今だけは女で良かったと考える
「桜乃ちゃん?」
「!ぁっ、どうしたの?」
「いや固まってたからのぼせちゃったかなって…」
「全然大丈夫だよ!」
「良かったです」
でものぼせて、アナタに心配されるのも良かったかな?