Lei lo vuole!

□6章目
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「ごっちそーさまー!」

「あぁ、涙と食う飯はやっぱりええわぁ」

「…いや味が変わったら怖いや」




朝、また四天宝寺でご飯を食べようとしたら亮先輩と長太郎に両肩を掴まれ、氷帝の机に強制送還される

…あの約束って朝もだったの?

それから私は結局氷帝で朝ご飯をとることになった

私が氷帝と朝ご飯を食べているとき、四天宝寺からの視線が痛かった気がする

待ってたのに、私が行かなかったから怒らしちゃったかな?

…後で謝らないとな




「じゃあ私はマネージャーだから先行くね?」

「おぉ」

「また後でな、涙!」



私はグランド整備とか、ドリンク作りがあるからその場を離れる

そして青学メンバーの所にいる桜乃ちゃんを呼びにいく

(姫華ちゃんは四天宝寺の所にいるけど、どうせ仕事してくれないからいいや)




「桜乃ちゃん、そろそろ行きません?」

「涙ちゃん!…もうそんな時間か!」


「やぁ、初めまして、涙さん」

「ぇっと……、不二先輩……?」

「そうだよ」




話しかけられたのは、めっちゃいい笑顔してる青学の不二先輩

…あぁ、ここ青学メンバーがいたんだ




「マネージャー、大変だね」

「はっ、はぁ…」

「そんなに堅くならないで!俺は菊丸英二だにゃ!よろしくー!」

「よっ、よろしくお願いします!」

「…涙ちゃん!早く行かなきゃ先生たちに怒られちゃうよ!」

「桜乃ちゃん?」




すると桜乃ちゃんが急に私の手を引いて、出口の方に歩き出した

食堂にある時計を見てみれば、時間が結構ヤバかった

桜乃ちゃん、時間だったからかぁ…
ありがとう!


私は扉に向かいながら青学の先輩たちに軽く礼しながら食堂を出た

さぁ、今日からがんばるぞ!





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