Lei lo vuole!

□6章目
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「まず、どこの学校から来たん?」

「東京にある氷帝学園からです!」

「あっ、敬語やのぅていいで!ウチらもタメなわけやし!」




…やっぱり関西人最高だね!

こんな私に超フレンドリーでいてくれる




「あっありがとうございます…!でもこの敬語はクセなので気にしないでください!」

「そうなん?…てかなんか泣きそうな顔しとるけど、それもまた可愛ええなぁ!!なぁ、涙ちゃんて呼んでええ?ウチは城ヶ崎朔埜!朔埜って呼んでぇな!」

「朔埜、ちゃん……?」

「もう可愛いスギやん!!!」

「ぐふっ」




朔埜ちゃんが抱きついてきて、思わず出したくもない声がでてしまう




「おら城ヶ崎、離れ!質問が進まんやないか」

「あ、つい……」

「じゃあ次いこか。公暁さんは彼氏はおるん?」

「私なんかに彼氏ができるなんて空から恐竜が落っこちてくるぐらいあり得ないですよ!」

「おおおらんの…?」

「きたァァァア!!!」




なんか男子たちが叫びだした

え?何で?

それを見た女子たちがめっちゃ睨んでる

なんかさっきまでと雰囲気が違うよ?




「涙、」

「あ、光くん」




私が悩んでいると、急に後ろから肩を叩かれ、振り向くと光くんがいた




「どうしたんですか?」

「根はいい奴と願ってるから、アイツらの事気にせんといたって?」

「おい財前、酷いやないか。そこは願望やのぅと肯定やろ!」

「は?うっさいねん」

「何やとー?!」

「痛いわ!」




さっき黒木先生にこの質問タイムを発案した徳野くん(?)が光くんの頭を叩く

仲良さそうだな…




「俺、徳野修哉いうねん!よろしゅうな!俺も修哉でええよ!だから涙って呼んでええ?」

「もっ、もちろんです!!」




さっきまで光くんに絡んでいた筈の徳野くん…じゃなくて修哉くんが、いつのまに私の目の前にいた


…私の予想、修哉くんも黒木先生と同じで爽やか系だな

だって周りが輝いて見えるもん



部活はバスケかサッカーだね




「修哉くんってもしかして、部活バスケかサッカー部ですか?」

「え?何で分かったん?俺バスケ部の部長しとんねん!」




あ、大正解




「いや、お前のは分かりやすいっちゅーねん」




本当それです、光くん







いっつ フレンドリー

((本当いいクラスだなー))




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