Lei lo vuole!

□3章目
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「やっと着いた…!!」




うん、私は頑張った…!

四天宝寺の場所が分からなくて迷ったり、途中いろんな人にジロジロ見られたりしたけど頑張った…!


私は初めて見る学校に、ちょっとドキドキする




パコーン パコーン




遠くから聞こえる、聞き慣れたボールの音を頼りにテニスコートを探す


なんか入った瞬間の雰囲気が氷帝とは全く違うよね

なんか氷帝は空気が張りつめてる感じがするけど、四天宝寺はなんかほんわかする




「なんやお前。偵察かぃな?」




そんなことを考えながら歩いていると急に後ろから声がした




「え?」

「そん制服、明らかうちのちゃうやろ。なんやねんお前」




そこにいたのは緑っぽい髪に、バンダナを巻いている男の人

手にはラケットを持ってるからテニス部かな…?




「おい、聞いてんのかい!!死なすど!!」

「ぁすみません…」




…そういえば今私、氷帝の制服だったね

そりゃ怪しいわ

用事済ませて早く職員室行かないとな…




「失礼ですが、光くんいますか?」

「光?!お前やっぱ偵察か?!」




しくっちゃったかな?




「私はh「涙!!」は?」

「あ、光くん!」

「ひ?」

「なんでココに…」

「ふ?」

「光くんのせいですよ!」

「へ?」

「俺?」

「ほォォォォォ??!!」

「「(ビクッ」」








わお

(へ、なに?!いや、落ち着け、落ち着かなあかんぞ、お前ら!!)
(いや先輩が落ち着いてくださいな)





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