ローダンセを貴方に

□仇幕
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一護の意識が戻って夜一さんがまた本当の姿に戻った時、一護が鼻血吹いた

そりゃ盛大に

理由は簡単

夜一さんがまた裸だから

ナイスバディーだもんなあ、夜一さん





「瑞希、こここれは決してそーいうのじゃないからな?!決して違うからな?!」





▼どうやら私は無意識のうちに冷めた目を繰り出していたらしい

▼一護に精神的に1ダメージ!

▼今度は夜一さんが私に冷めた目を繰り出した

▼精神的に5000ダメージ!

▼なんだこの差は





「……うん、分かってるよ、一護」

「全然分かってねーだろ!!?」

「瑞希、一護の奴はお前のはだ「ちげー!!!!」まだまだ青いのぅ……」

「いいから着ろ!!!」

「しかしお主、見掛けによらず以外と初心(うぶ)じゃの。女子(おなご)の肌に直に見るのは初めてか?ん?」

「うるせえな……」

「いいのか?こんなピチピチの女子の肌、今見ておかんともう一生見れんかもしれんぞ?……いやこっちの方がピチピチか」

「え?」「は?」

「ほれ!」

「「…………」」

「う、うわぁっ!!!!」

「ぐはう!!!!!」





夜一さんがいきなり私の死覇装の襟元を急に開いた

目の前には一護がいるわけで、


一瞬なにがなんだか分からなかったけど、頭で理解した瞬間頭に血が昇って、すぐに襟元を戻した

一護は鼻血を出しながらまた布団に倒れる

私は恥ずかしくて胸元を押さえて後ろを向いた





「な、なにするんですか、夜一さん!!!?」

「いや(認めたくはないが)儂より瑞希の方がピチピチじゃし、なにより一護が見たそうにしとったから…」

「してねーわ!!!」

「しかし腹の傷の具合は大丈夫か、お主?まァあれだけ叫び倒せばそういうことにもなろうな。以後気をつけろ」

「そういうこと……?え、傷開いてるじゃん!!」

「あ………、いや…」

「……うあ、」

「(青いのは2人ともか)」





思わず一護を見れば、お腹の傷が開いてドクドク血が出てた

私は駆け寄り、傷口に手をかざす

ふと見上げれば一護の顔がとっても近くにあって、恥ずかしすぎるから俯いた

夜一さんと一護が何か話してたけど頭に入ってこない


すると急に重たい霊圧を感じた

また知ってる霊圧で、思わず顔をしかめる

霊圧を感じたのは懺罪宮の方

近くにはルキアとモヤシたちの霊圧もある





「、白哉……?」

「…あいつだ………!!」

「待て一護!!何をする気じゃ!!」

「俺が行かねーで誰が助けるんだよ!!!」

「!」

「飛べ!!」

「待て一護ッ!!!」





一護を連れてきた道具で飛び出していった一護

傷はほとんど塞がったけどいつ開くかなんて分かんないし、隊長になった白哉に勝てるなんて自惚れちゃいない





「莫迦者がッ……!!追うぞ、瑞希!!!」

「はい!」





瞬歩で消えた夜一さんを慌てて追う

私は夜一さんに昔瞬歩を教えてもらったことがあるからまだ自信はあるほうだ

向かう途中、夜一さんが前を目を反らさずに私に言った





「……言い忘れておったことがある。現在、お前の言う"ルキア"の名字は朽木じゃ」

「くち、きって……」

「白哉坊が養子にとった」

「なんで………!?」

「本人に聞くがよい」





視界が開いた









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