D家の妹さん

□9章目
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ある日、さきが久しぶりにHRに来ていた時の話だ




「は?体育祭?」

「あぁ、知らなかったのか?」




カカシが何やら話しているのに関わらず、さきは隣の席のサスケと普通に話していた




「知らなかったな…。それいつなの?」

「2週間後だ」

「この前選手決めもしただろーが」

「あ、おはよーシカマル。てか選手決めなんて私知らない」

「さきはその時いなかったからな。たしかさきは100m走と1500m走と二人三脚だったはずだぜ」

「は?!それ全部キツいやつじゃん」

「そうだヨ、さきがいなかったから悪いんでしょーが」

「ぁ、」

「「『ぁ』…?」」

「…あらカカシ先生」




さきとサスケが後ろを向いている話していると急に誰かが加わった

そしてさきの後ろの席のシカマルがさきとサスケの背後を指差す

シカマルの声に反応し、2人はゆっくりと振り向く

するとそこには黒い笑顔のカカシがいた




「『あら』じゃないでしょーが、さき。人の話はちゃんと聞きなさい。…罰として2人には応援団長を命じる」

「「…はぁぁぁあ?!」」

「ちょっ、嫌だよカカシ先生!!てかシカマルは?!」

「何で俺が…!」

「悪いのは2人でしょーが。皆もいいよね?」

「サスケくんとさきが応援団長なんて…!!」

「もちろんでしょ、カカシ先生!!」

「ま、いいんじゃねーの?」

「さきは良いとして、サスケとが嫌ってばよ!!」

「最後のナルトのは無しとして、それじゃあ決定」

「いや無しにしないで?てかお前ら覚えとけよ…」

「ぁ、そうそう。団員は2人が選んでいいヨ」

「ふぅん…?」



それを聞いたさきの口角が怪しく上がる

その光景を見たナルトたちは段々顔を青ざめていった




「あぁ」

「……なら」





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