連れ出しませう?
□14話目
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リュウジside
俺がジェネシスの練習場に向かっている途中、ちょうどロディーに会った
欠伸して、めっちゃ眠そうだよ
「ふぁぁあ…、…なんだレーゼか」
「(なんだってヒドいくない?)」
「時間通りのようだな。言い忘れていたが練習時間に遅刻したら練習を倍にするからな」
「あっ、うん…」
そのまま俺はロディーとジェネシスの練習場に向かってると、バーンが向こうからやってきた
バーンはロディーを見つけると目をキラキラさせながらこっちへ走ってきたけど俺が一緒にいるのが分かると少し不機嫌そうな顔をした
…なに?イジメ?
最近流行ってるの?
「ロディー(と一応レーゼ)!!!」
俺の存在価値《一応》?
それも()付きだし
ガチでコイツ等、俺をうつにさせたいのか?
「そういやロディー、昨日は大丈夫だったか??!」
「そこ俺じゃない?!」
「大丈夫に決まっているだろう」
「(あ、スルーか)」
「そうだよな!
…ところでレーゼとどっか行くのか?」
なんかすげー怖いんだけど???!
顔は笑ってるけど目が超怖い!!
「貴様には関係ないだろう?」
「ッあぁ、そうだよな……ッ!」
「…じゃあな」
「あぁッ!」
「……」
ムリして笑ってるの分かりやすすぎ
バーンこういうの下手だからな…
バーンが見えなくなったぐらいでロディーが前を向いたまま口を開いた
「…バーンはあぁ言っていたが心配していたぞ。あの後1番に私の所へ来たからな」
「ぇ…、あ、ありがとう!」
「礼ならアイツに言ってやれ」
「うん!」
「…ぁ、ジェネシスになったコトは秘密にしておけよ?バレたらいろいろと面倒だ」
「?わかった!」