ローダンセを貴方に

□弐幕
3ページ/3ページ







まず動いたのは私

突いて斬ってとりあえず攻めまくるけど、今の私と刀を交えると感電するのを知ってるから避けられてばっかり

(たまに危ない時は紅姫使ってるけど)


…やっぱり喜助は私にあの技を使わせたいのか





「…っなら乗ってやんよ!!天技・迅速雷鬼!!!」





私は神然丸をものスゴいスピードで回せば、雷の輪っかができた

その輪っかを喜助に思いっきり投げてやる





「、ッ!」

「あ、避けた」

「まだ死ぬのはイヤっスよ!!」





光の速さはとてつもなく速い

だから喜助はスゴいスピードで避けてた

普通の人だったら頭斬れてると思う





「とりあえず私の勝ちー!」

「あっ!」





私は喜助が避ける時に落とした帽子を持ち上げて喜助に見せてやる





「相変わらず強いっスね」

「喜助が手加減してくれたからでしょ?」

「さぁ?……どうでしたか、黒崎サン!」

「つっ、強ぇ……」

「まだ本気を出していませんが、彼女は間違いなく隊長クラス、もしくはそれ以上です」

「!」

「いや私そんなに強く…!」

「あちらへ行けば、こんなんがゴロゴロいますからね」

「っおぉ!!」

「じゃあ今日は一度帰ってください、また明日合図します」

「…ありがとうございましたーッ!!!」

「!…はいっス」





一護がハシゴを上っていって姿が見えなくなれば、今度は喜助はこちらに向き直った





「瑞希にも聞きます、彼はどうでしたか?」

「よく言えば真っ直ぐで人想い、悪く言えばカンタンに人を信じるバカ、かな」

「よく見ていらっしゃる。でもそのバカを救おうとしたんです、朽木サンは」

「、そうだね」

「…出発は明日です、今日はゆっくり休んでください」

「うん」

「あっ、後…」

「?」





喜助が突然服を探りだして、よくある狐の面を取り出した

お面……?





「瑞希にはこれを被って、行ってもらいます」

「なんで?」

「さっきも言った通り、あちらには知り合いがたくさんいます。だから変に混乱させると動きにくくなるかもしれませんから」

「そっか!了解!」




















(…そういや瑞希って何歳だ?)








前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ