dream
□守ってね
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後輩は可愛い
頭なでなでしたくなるし
ぎゅーって抱きしめたくなる
それでもって
「守ってあげたくなる!」
「女が言う言葉じゃないですよ」
ふっと2つ下の剣城がため息まじりにつぶやいた。
「えーだって年下って守りたくな…」
ぐいっと腕を引っ張られて剣城の胸板にダイブする。
「ちょ、なにするの!」
「年下でも男の意見は聞いてほしいってことですよ」
「は?」
「まだ気付かないんですか?」
と言いながらあたしの頭を優しく撫でた。
「俺が守るって言ってるんです」
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(剣城、顔真っ赤)
(チッ!誰のせいだと…)
(うん、わかってるよ。だからね…)
(守ってね?)