夢幻の海 本文

□7章
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1『…ここは…』

目を覚ましたリズがいた場所はあの花畑だった。

1『…久しぶりだな、この場所。他に誰かいたりしt…?』

向こうに誰かいる…?
噂をするとくるもんだね


「そっか、お前らは元からここに居るんだな」

「うん!私たちここの世界の住民なの!」


あ、妖精に話しかけてるあの人。
夢の中だし普通に居るんだけど。

見かけない顔だなー…。
迷ったのかもしれないし話しかけてみよう。


1『あの、どうかされましたか?』

「!?誰だ…?」

1『えーと、人ですが?で、ここに迷ったの?』

「まあ、そんなところか。べ、別にあいつを探してるわけじゃなくてだな…。」

1『あいつ?』

もう一人この世界にいるのか?

「あ、いや…ノルウェーって奴もいると思うんだけどな。俺一人だったけど…」

ノルウェー?国?どういうことなの?

1『…なんでいるってわかるの?君、一緒に来たわけじゃないでしょ?ここは無限に続いてるし…』

次の一言に耳を疑った。



「…魔力?」

1『は?…あんた、魔法使いとか何か?わお、すっごーい(笑)』

見た目普通な格好してて結構性格がいっちゃってるよこの人。
いや、普通じゃなかった。眉毛太っ!何かの呪い!?
無意識に視線が上の方にいってたらしく

「な、なんなんだよバカァ!!」

「初対面の人にバカとかひでえwww」

という意味の無い漫才をしていた。
その時、向こう側に人影が見えた。

1『もうちょっと君h…あれ?ねえ、君。あれじゃない?』

「へ?あ、おい!ノル!!」

その子は呼んだらこっちに向かってきた。


「…やっと見つけたべ、イギリス。」

1『え?イギリス…って君が?』

あれー?おかしいなー?普通の人じゃないの?

「あ、ああ。」

1『君ら何者なの?ノルウェーとかイギリスとかって…』

「おめぇは…?」

1『ああ、自己紹介してなかったね。俺はリズ。“夢幻の魔女”の名をもっているけど、今は関係ないね。よろしく!』

「ま、じょ?お前がか?」

1『まあね。で、君らは国ってことでいい?…じゃそろそろ時間だから行くね。』

あれか、国の擬人化か。美味しいな。もぐもぐ(ゲフンゲフn

そういくと日本とかいるんだろうな〜。
あの嫌いな世界が残ってるのは間違いなさそうだ。壊しに行こうかな?

てか、俺の知り合い人間の割合低っ!?

「?俺達はどうすんだよ?」

1『自動的に戻るから、平気だよ。



  じゃあ、またね☆』
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