夢幻の海 本文

□2章
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皆さんおはこんにちばんわ!リズこと黒蝶伊織です!

まあ、前回自殺しましたがうちは元気です(死んでんのに元気って変だな)


でも、今すっごく困ってます

なぜかというと……





『…ここは!どこだあーーーーーーーっ!?』


ええええ!?うち死んだはずじゃ?マジでここどこ?一面白っ!!なるほど、ここが天国か!!いい夢を見ようzzzzzzzzzzzzzz

―――皆さんお分かりいただけたでしょうか?
そう、ここが天国だろうと地獄だろうと針山だろうとどこでも寝るのが私伊織なのです。




《…ろ》

今いいとこなんだから。

《…きろリズ》

嫌だ、あと半世紀ぐらいまで寝たい。


《っ起きろって言ってるだろっ!!》

ゴロゴロ…

ん?嫌な音が…!?

ズドーン!!!


『うわあああ!?危な!!雷落ちてきたよ!?』

何?なんなの!?

《さっさと起きないからだ、一生眠らせてやろうか?》

そう言いながら綺麗な赤髪の男性が目の前にいた。


『サーセンwww

っていうか誰?ここどこ??私は誰??最後にゲームしたのっていつだっけ??』


《…私はローレライだ。そしてここはどこでもない》

ゲームは?ww俺の質問無視っすか…

『なるほどわからん。よくある世界の狭間的な?もっとkwsk』

《まあ、大体間違ってない。ここは意識の中だ》

マジで?俺の心の中ってこんなピュアないろしてんの?

『うちの二次元脳なめんなよ。

 まあその話を信じるとして、うちになんの用?』

向き直るとローレライは静かに話し出した。





《実はお前にお願いしたいことがあっt》

『はぇ?働きたくないでござるよ^^』

うちは学生でもある前に将来ニートになりそうな奴だ。働くのはちょっとね。

《…少しは聞け。実はルークを助けてやって欲しい》

『ルークと聞いて(バッ』


何?文句でもあるの?いくらニートでもこうだよ?

ルーク達>>>登、侑樹>>>>【超えられるもんなら超えてみろ!な壁】>>>>>>仕事

だからね!!






《今、私たちの世界は同じことを繰り返している。だが繰り返すごとに少しずつ違う未来になってきている。まあ、一番最初の未来もハッピーエンドとは言えないがな。

 ある結末は王女が暗殺、ルークたちが全員処刑。ある結末は外殻大地崩壊時にルーク以外全員巻き込まれ、オリジナルが誘拐されておらずルークの誕生は無し》

うちは頭を抱えた。よくわからん。

『えーと…つまり、あれかバッと通ったトラックに引かれる歌並みの繰り返しをしてるってこと?』


《まあそういうことだ》

あ、知ってんだ!?


『大体分かんないけど、できる限りやってみるよ。取りあえず二次元行きたい』

《終わったらそうしてやってもいいぞ》

『まぢで!?いやったあああああああ!!かわい子ちゃんにいっぱい会えるううううううう!!』

《もちつけロリコン》

『落ち着けないが、もちもつけない。ロリコンでm…いや、なんでもない』

そのあと、とりあえず落ち着いたうちに一番最初の未来について教えてくれた。すっげえ楽しみなんだけどwww


《後、その姿で動きづらいなら姿を変えてやってもいいぞ》

『まじで!?設定とか出来る系?』

《せ…?ま、まあ出来る範囲なら》

これが高性能ローレライってやつですね、分かります。

『んじゃ、その、オールドラントだっけ?3年前でお金持ちのとこがいいよねー。うちは14歳でいいや。身軽な子がいいな〜』

《分かった、ついでにこれを持って行け》

ローレライがそう言うと上から傘が落ちてきた

『傘…?』

《その傘はお前が思ったように変形するようになっている》

『なにその高性能傘!!』

《後、お前のパートナーを送っといていやる。仲良くしろよ》

『え?パートナーってd』

《終わったらさっさといけ》

ローレライがそう言うとうちの下に穴が空いた。






ん?あ…な?フラグ立った\(^o^)/オワタ



『落ちるううううううううううう!?』

《がんばれ(笑)》

『ローレライコノヤローーーーー…』




どこまでもーーーオチテイクーーーー…
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