2匹の白い獣

□念
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おまけ


『にしてもな〜なんで自分の念で出来た筈の
魚に襲われなきゃならんのよ

やぁ作ったつもり欠片もないからよくわかんないけどさぁ(´・ω・)』


スノウはいつの間にか首にかかっていた
甥っ子達に貰ったペンダントを眺めながら呟いた

『まぁ考えるだけ無駄だよねぇ』

『そうですねお前では無理でしょうね』

『ちょwそんなキッパリ言わなくてもww

てか

何wでw普w通wに会w話wしwてwるwのww』

『相変わらずウザい草の生やし方ですねカス』

『辛辣wwさーせんw』


ペンダントトップを開けば
そこにはどういう仕組みなのかサティが浮かび上がっていた


『アリスとは実に便利なものです
折角こちらでも使えるのですから 有効に使わなければ…ね?』

『はいw
んで、なんで僕操作系なの?』

『あの魚が変色し 貴方に襲いかかったのは
貴方自身が頭の片隅に思い描いた「何か」の「断片」で
念に変化が現れたのでしょう

そして襲いかかったのは
気持ち悪いですが、貴方が自分に攻撃的な存在を求めた結果でしょう

本当気持ち悪いですねドMですか変態』

『ちょーーぉいなんでそうなのさ!
別にそんなつもりないし!!

大体攻撃的ってあの時は特になにも考えてないし!

てか変化したならやっぱ変化系なんじゃ』

『大方馬鹿やらかして躾されることでも想像して
凶暴性だけが垣間見えた結果
念がそれに影響され 姿を凶暴な肉食魚にでも変えたのでしょう』

『わーすごいやぁどんぴしゃだよぉ(サティだったとは言えない)』

『成程。頭皮ごと毟ります』

『すいませんでした_○/|_ ゴメンナサイ』



***
魚の動きも色もスノウが無意識に
そうなるように遺伝子と行動を操作してて

当然サティはそれすら把握済でしたってお話







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