2匹の白い獣

□念
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結果


『わぁい!濁り酒になってるぅ(((o(*゚▽゚*)o)))』

『未成年だろコラ』

『…バレなきゃいいかと』

『ダメです』

『(´・ω・`)』


きぱっり禁止されたが
どうせサティがいないのに呑んだら全裸で亀甲縛りして
吊り橋から逆さ吊りという羞恥プrなんて言えない
これ実際されたらマジで生き地獄なんだよ

深夜で誰も通らなかったのは奇跡なのか計算なのか…

生き恥晒して 本気で殺してくださいって号泣した記憶が…


あ、いやぼくじゃないよ?!
と、友達がね!…ほんとだよ!!?


まあいいや(よくないけどさ)


『でも…1口くらい試しに飲ませてよぉ
もしかしたら匂いと見た目だけで
味はお酒じゃないかもしれないよ?』

『うーん…まぁそうだな』

1口だけだぞ と許可をいただけたので早速


『ごきゅごきゅごkごぶふぉああ!』

『!ど、どうした!』


調子に乗って1口どころか半分以上呑んだら
喉にでかい固形物が流れ込んできた


『ゴッホゴホ!(´ж`;)ォ・・ォェッ・・・』

『まてまてまてちょっえ』

『大丈夫びっくりした…なんかビー玉的なの飲み込んだけど』

『おいおい本当に大丈夫かよ…』


幾分落ち着きを取り戻して
もう一度グラスの中を覗き込むと
先ほどまで水がお酒に変わっただけだと思っていたが
緑の葉っぱは赤い金魚に代わり泳ぎ始め
何も無かったグラスの底には黄色いガラス玉が沈んでいた


『なんだってそんな時間差でおこるのよ
(○`ε´○)窒息しかけたし』

『これは…味はどうだった』

『ん?えっとね普通に冷酒だったよ』

『…そうか』

ジンが顎に手を当ててまた何か考え始めたので
スノウはグラスに顔を近づけた

すると

キシャーッ!!パリーンッ

『みぎゃっ!!』

『今度はどうした』

『金魚がピラニアになった!!』

『・・・は?』


グラスの中で適当に泳いでた赤い金魚は
スノウが顔を寄せた途端に
赤紫のピラニアの様に鋭い牙をむけガラスを破壊して
ガラス玉や冷酒諸共 文字通り消えてしまった


『紫で鋭い牙とか…どこのサティだよ…
超ビビったんですけど』

『ふむ、やはりお前は特質系みてぇだな』

『(・ω・`)?』

『さっきいったと思うが特質系とは〜(略)
そして他にも(以下略)』


首をかしげるばかりのスノウにジンは優しく
わりと大雑把に説明してくれた

結果どうやらスノウは
「操作系よりの特質系」だそうです

金魚がピラニアになったからてっきり変化形ってやつかと思ったんだけどね

よくわかんない



ま、とりあえず念の扱いはだいぶ慣れたし?
タイプもわかったし〜
燃の方も念もあとは1人でコツコツやってけばいっかな☆

てことで 今日はゆっくりお風呂に入って
明日からしっかりみっちり 鍛えていきまーーすっ



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