2匹の白い獣
□開幕
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『ちょっちょっと待って!!;;』
『なんです?鬱陶しい』
『抑なんでこんなことに??』
『嗚呼..』
『『それはね!!』』
─数時間前
『ね〜ね〜謡〜どこ行くのさ〜』
『黙って着いてきなさい』
『ぇ〜‥』
謡に行き先を訊ねるも
アッサリ キッパリ スッパリ
ぶっタ切られた雪…
『はぁ..あのバカがお呼びなんですよ』
『ふぇ?ばか??(てどの人よ…(°□°;)』
一重に“バカ”と謂われても
雪からすれば 謡が“バカ”と
呼ぶのは 1人ではない為 結局判らない
『チッ..ペルソナとショタ校長ですよ』
『ショタ?!』
『知らないんですか?
あの変態の実態』
『へ…変態?!』
知られざる(恐らく初等部)校長の話?に
テンパる雪
そんなテンパる雪を後目に
不機嫌に先を行く謡
『(なんでそんな不機嫌なのよさ!)』
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