2匹の白い獣

□予感
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『綺麗なデザインですね』

『うん 可愛い..♪』


そんな 彼等の反応に
少年達は 悪戯に笑った


『少し早いけど..』

少し照れたように 頬を掻きながら 2人は


『『MerryX'mas!』』


と 楽し気に 言った


そんな 少年達に 少しキョトん として
雪は 漸く意味を理解したらしく
目を 見開いて


『ありがと〜〜♪!!』

ガバッ!と 少年達に ハグをした

『!ッ..ブねェだろ!!バカ雪!!!』

『っと; 急に飛び付かないでよ;;』

『なはは〜 ごめんごめんf^_^;』


謡はペンダントを握り締めながら
その様子を微笑ましく 思っていた

『それ 俺たちがデザインしたんだ!』

『え?!そぅなの?!!』


ルカの言葉に 雪は
驚いて もう一度 自分の手元を 見た



大体五百円玉程の 大きさの それは
懐中時計にも なっており

雪のは表面は白く、
銀の縁と中央に銀のクロス

謡のは表面は黒く、
金の縁と中央に金のクロスの装飾が
施された ペンダント。


『こんなに素敵なモノを...
有難うございます 棗 流架』

『ありがと〜♪
もぉずっと着けてるね!!(≧∇≦)』


優しく微笑む謡と
興奮したように はしゃぐ雪から

お礼を云われて 棗 と 流架 は
また少し 照れ臭そうに 笑い返した



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